2021年4月12日月曜日

■新航路「21世紀のスエズ運河に」  北極海は、温暖化の影響で北海道の面積に匹敵する約9万平方キロの氷が毎年消失しており、今世紀に入ってから、海氷が解ける夏は、ロシア沿岸を通って欧州と東アジアを船で行き来できるようになった。  航路はインド洋を通る南回りより4割ほど短く、海賊が出没する危険も少ない。国土交通省によると、天然ガスを運ぶタンカーや貨物船の航行は増える一方という。米国は「北極海航路は21世紀のスエズ運河になる」として、調査のための新たな砕氷船の調達を発表した。

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