2020年2月2日日曜日

© KYODONEWS 英国がEUを離脱する日に、ロンドンの国会議事堂近くの広場に集まった人たち=1月31日(ロイター=共同)
 【ロンドン共同】英国が1月31日(日本時間2月1日)、欧州連合(EU)を離脱、大戦を教訓に統合を深めた欧州の歴史の転換点となった。EUは主要国の一角を失い、加盟国の間で亀裂が広がる恐れも。独自外交に踏み出す英国にとっては、古巣のEUとの新たな関係構築が喫緊の課題だが、年内妥結を目指す焦点の貿易交渉は難航が必至で、不安を抱えての船出となる。
 「私の責務は国をまとめ、前進させることだ」。ジョンソン英首相は離脱を前に発表した国民向けのメッセージ動画で、英国の国際社会での地位向上へ抱負を強調。EUとは「友好的な連携を強める新時代の始まりとしたい」と表明した。

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