2020年3月31日火曜日

Huaweiの折りたたみスマホ「Mate Xs」は「Mate X」から意外な部分が進化 © ITmedia Mobile Mate XsはMate Xとよく似た外観だが、ハードウェアの改良も加えられた  Huaweiが2月に発表した折りたたみスマートフォン「Mate Xs」は、5Gスマートフォンの中でも最高クラスの性能を誇る製品です。とはいえ、その外観は1年前に発表された「Mate X」と変わらず、縦折り式や、さらなる薄型化とはなりませんでした。Mate Xは結局中国だけの販売にとどまり、Huaweiとしては改めてMate Xsをグローバル向けの折りたたみスマートフォンとして売り込もうとしているわけです。  Mate Xsの特徴は、ディスプレイを外側に折る「山折り式」であること。折りたたんだときもベゼルの薄い大きい画面を提供できます。一方、サムスンの「Galaxy Fold」は内側に折る「谷折り式」で、この機構の場合は外部ディスプレイを別途用意する必要がありますし、強度を考えるとベゼル幅を薄くすることは難しくなります。  Huaweiとしては、この山折り式のメリットを今後アピールしていくためにも、性能は現時点で最強に仕上げています。プロセッサはMate XのKirin 980からKirin 990に載せ替え、CPUとGPU、そしてNPU性能を大きく引き上げています。これにより、カメラのAIシーン判定などはより高速に処理されるメリットがあります。なお、メモリ構成はMate Xと同等。メモリ8GBはもう少し増やしてほしかったものの、合格レベル。ストレージ512GBは十分でしょう。

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