2021年7月31日土曜日

 ▷令和3年7月7日開催 (資料はこちら)厚生省*ご自分の判断*😉

 接種開始(令和3年2月17日)から6月27日までの症例で、ファイザー社ワクチン、武田/モデルナ社ワクチンについて副反応疑い報告がなされ、それぞれの頻度は0.04%(39,218,786回接種中15,991例)、0.02%(959,165回接種中191例)でした。いずれのワクチンも、これまでの報告によって引き続き安全性において重大な懸念は認められないと評価されました。なお、ワクチンにより接種対象者の年齢や接種会場などの属性が大きく異なるため、両ワクチンの単純な比較は困難であり、注意が必要とされました。

死亡例の報告について(資料1-3-11-3-23-1
○対象期間(6月27日まで)に、ファイザー社ワクチンについて453例、武田/モデルナ社ワクチンについて1例の報告がありました。その後7月2日までには、さらに両ワクチンを合わせて102件の報告がありました。
○引き続き個々の事例について専門家による評価を行うとともに、接種対象者の属性に留意しつつ、集団としてのデータを系統的に検討していくこととされました。
○死亡例の報告に関しては、現時点において引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされました。

アナフィラキシーについて(資料1-4-11-4-23-1
○疑い報告としてファイザー社ワクチンについては製造販売業者から1,632件(100万回接種あたり42件)が報告され、うち289件(100万回接種あたり7件)が専門家によりアナフィラキシー(ブライトン分類1~3)と評価されました。武田/モデルナ社ワクチンについては医療機関から14件(100万回接種あたり14.6件)が報告され、うち1件(100万回接種あたり1.0件)が専門家によりアナフィラキシー(ブライトン分類1~3)と評価されました。
○アナフィラキシーの報告に関しても、現時点において引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされました。

心筋炎・心膜炎について(資料3-13-2
○接種後の心筋炎・心膜炎に関する、添付文書の改訂内容が報告されました。
○心筋炎関連事象について検討が行われ、現時点においてワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされましたが、引き続き報告状況を注視し、最新の情報の周知及び注意喚起を行っていくこととされました。

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