2021年7月27日火曜日

 CHAPTER1 "スイス銀行"という名称の銀行はない!?

01 スイスの銀行には、本当に"秘密口座"や"隠し口座"があるのだろうか? 
02 スイスの銀行では、州の条例により設立された24の州立銀行が力をもつ 
03 多くの買収・合併劇がスイスの銀行業界を2大銀行へと集約させた 
04 スイスの大銀行は、すぐれた情報網と優良顧客層を背景に世界の金融業界で主要な立場にある 
05 スイスの銀行の二大鉄則「自己責任」と「秘密の堅持」が世界から資金を呼び込む 
06 スイスでは、鉄道建設を自ら行うため、次々と銀行が設立されていった 
07 スイスの銀行の恩人フランス皇帝--亡命者が大量の財を運ぶ 
08 スイスはナチスに不可欠な存在だった--"ナチスの通貨の倉庫"とも 
09 スイスの銀行業界は自分で自分を律す 

CHAPTER2 スイスの銀行はここが違う-国民性と守秘義務
10 スイスの国際的な中立性はどの国よりも別格に扱われる資格を有す 
11 スイスの国民はなによりも「守秘義務」を重んじ、これがなくなるとは考えない 
12 外国の銀行家もスイスの銀行に口座をもつがその手数料は驚くほど高い 
13 個人銀行では、あなたの口座番号を知っているのは世界で3人しかいない 
14 ナンバーアカウントは、秘密を守るが、番号を間違えると資金は戻らない 
15 スイスでは"逆利子"が当たり前--それはスイスの銀行の面目躍如 
16 有名人たちの"脱税"--スイスの銀行はそれを問うつもりはナシ 
17 スイスの銀行は顧客に送る郵便物に自行名を書かない 
18 スイスの銀行員は国際的知識と技術をもって"一人前" 
19 金融危機で州立銀行などに預金が殺到 
20 スイスの紙幣・硬貨は他の国にはないいろいろな特徴をもっている 

CHAPTER3 スイスの銀行につきまとう疑惑-脱税とマネーロンダリング
21 パレスチナ、ロシア、北朝鮮そして日本まで。マネーロンダリングを疑われるスイスの銀行口座 
22 マネーロンダリングなど、犯罪に対しては情報の開示が求められる 
23 国家元首の巨額資金もスイスの銀行に?--北朝鮮、フィリピン、ナイジェリア等々 
24 機密性と安全性、顧客のニーズを重要視する独特な資産運営システム 
25 高まる秘密口座廃止論議--それでも秘密保持を崩さないスイス 
26 スイスの銀行の"脱税"呼ばわりは質が違う--銀行は国のステータス 
27 スイスは税金を「脱税」と「申告漏れ」に分けている 

CHAPTER4 プライベート・バンクの真の意味-顧客の資産を維持する
28 プライベート・バンキングにおける「富裕層」とはいかなる人なのか 
29 銀行の守秘義務は今もスイスに存在し続ける--守秘の頑強さ世界に知らしめす 
30 出資者・経営者が会社に自分の名前を掲げる--クラシカルな建物に小さな玄関 
31 紹介された人が顧客になるとは限らない--資産家の相談にのるのがプライベート・バンク 
32 新人には必要な資格をほとんど取得させる--資産家を守るのが至上命題 
33 伝統の継承と実績と自信、そして信頼がプライベート・バンクの底力 
34 小人数でも高いレベルの特徴あるサービスを提供する個人銀行 
35 伝統の手法に新しい手法も取り入れて変化していくプライベート・バンク 

COLUMN
大銀行中心の行政にならぬよう 
州立銀行から巨匠の名画が多数
スイスでは「金融が国家の基軸産業であり誇りである」 
富裕層への優遇措置に住民は「ノー」 
広がる?"アメリカ人お断り"の動き 
スイスと高額紙幣とコインの話 
税金を銀行が肩代わり 
留学はスイスの銀行に口座を持っていることが条件

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