レバノン法相、ゴーン被告引き渡し排除せず=有罪認定が条件
【ベイルート時事】レバノンのセルハン暫定法相は10日、日本から逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の日本への身柄引き渡しについて、被告がレバノンの裁判で有罪となった場合として「検察が特別な状況があると判断すれば、可能性はあり得る」と語った。首都ベイルート市内で時事通信の取材に応じた。ただ、例外的な条件については、具体的な言及を避けた。
日本・レバノン間には犯罪人の引き渡しに関する合意がない。セルハン氏は「原則としては、レバノン人は外国には引き渡さない」と指摘。このため、被告が実際に日本へ移送される公算は極めて小さいとみられる。
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