2020年1月18日土曜日


トヨタ自動車は18日、米インディアナ州の工場で、生産ラインを刷新するため、7億ドル(約770億円)を追加投資すると発表した。北米で需要の高いスポーツ用多目的車(SUV)「ハイランダー」の増産を図り、雇用も拡大する。
 複数の車種で車台や部品を共有するトヨタの設計・生産手法「TNGA」をハイランダーにも導入し、増産体制を図るためとしている。現地での雇用も、当初計画の400人から550人に増やす。
 今回の投資に伴い、インディアナ州の工場で生産していたSUVの「セコイア」は、テキサス州の工場に生産体制を移す。また、テキサス州で生産していたピックアップトラックの「タコマ」もメキシコの2工場に移す。
 トヨタは、2017年から21年までの5年間で、米国に約130億ドル(1兆4300億円)を投資する計画を公表しており、今回の投資もその一環としている。

0 件のコメント:

コメントを投稿