2020年1月18日土曜日


© Engadget 日本版 提供 TVer
在京の民放テレビ5社が、見逃し配信アプリ「TVer」を通じた地上波放送との同時配信の技術実証試験を2020年1月20~25日に合同で実施すると発表しました。すべての放送で同時配信するわけではなく、夕方のニュース番組が対象で、夕方の時間帯における同時配信の際のUIの比較など技術的課題を検証します。民放5社の同時配信実験は過去にも行われていましたが、地上波との同時は今回が初めてになります。同時配信される番組はいずれも報道番組といいつつも、テレビ東京のみ一部アニメ番組などが含まれるのは平常運転。
なお、同時配信とは言いつつもネット経由の配信では約30秒~1分ほど遅延が発生することが考えられます。在京民放5社の番組を配信するため、配信される番組は基本的に関東エリアの放送になります。ただし、地上波とは一部異なる場合もあるとのこと。
TVerはドラマやバラエティ、アニメなど、うっかり見逃した番組をあとから自由な時間に視聴できるため、とりあえずスマートフォンやタブレットにアプリをインストールしている人も多いはず。2019年よりNHKもTVerでの配信に加わりましたが、今回の同時配信実験にはNHKは含まれません。
そのNHKは独自に4月1日より常時同時配信サービス「NHKプラス」を導入予定。こちらはNHK受信契約者とその家族であれば無料視聴が可能ですが、視聴するには登録が必要となっています。

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