2.2 湿重証:持続する下痢。
中期からは呼吸器症状が主に見られるが,湿証症状も徐々にひどくなる様相も見られる。治療は裏熱証治療に初期に準じた湿証治療を加える。
3. 中等症期および重症期
この時期からは鑑別治療よりも,中医処方の治療法である清肺排敗毒湯や麻杏甘石湯加減方を用いる。
4. 最重症期:閉脱証は死亡する可能性が高い危篤状態である。
参附湯合蘇合香丸:危篤状態において,早急に回復させる目的で用いる処方。
<処方構成:1日分>
人参15g,炮附子10g,山茱萸15gの煎液と蘇合香丸を溶かして服用。
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