2020年4月21日火曜日

表3 台湾国家中医薬研究所所長 蘇奕彰によるガイドライン 一般民衆向け推奨処方の原則 屋外の換気スペースでは感染リスクがなく,健康な人は地域住民感染者が出るまでは感染しないため,正常な睡眠を維持し,バランスの取れた食亊,適度な運動,精神的にリラックスすれば,予防処方は必要ない。 もし,慢性疾患があり免疫機能低下が見られたり,職場で不特定多数の人と接触しなければならず感染リスクが高い場合は,疾病や個人の体質に合わせ体質調節の処方を作成することができる。注意しなければならないのは「予防処方は,長期にわたり大量に急性期の炎性を治療する寒性解熱解毒薬を使用することは望ましくない」。胃気や衛気を抑えるため,免疫力を低下させて,かえって感染症や病変を引き起こしやすくなる可能性がある。中医病院の医師は,益気固表と辛温発散解毒の中薬を処方することを推奨する。 黃耆 三錢,桂枝 二錢,甘草 二錢,生姜 三錢,紅棗 五枚,荊芥 三錢,桑葉 三錢(一銭は3.75g) 煎じ方:薬剤を鍋に入れ3000mLの水を加え,強火にかけ沸騰したら弱火にし,20分煎じ火を消す。薬液を濾し,お茶代わりに飲用。 効能:益気護衛固表 高感染リスク者向け予防処方の原則 医療スタッフ,公共交通機関および公共の場所での従事者は感染リスクが高く,武漢肺炎予防処方を出す必要がある。処方は以下を推奨する。 黃耆 五錢,桂枝 二錢,甘草 二錢,生姜 五錢,紅棗 五枚,荊芥 三錢,桑葉 三錢,薄荷 三錢,板藍根 三錢,魚腥草 五錢(一銭は3.75g) 煎じ方:薬剤を鍋に入れ3000mLの水を加え,強火にかけ沸騰したら弱火にして20分煎じ火を消す。薬液を濾し,お茶代わりに飲用。 効能:益気固表,宣肺解毒 エキス生薬処方:以下一日量,2包に分け1回6g,一日2回服用。 A. 黄耆末1.5g,荊芥末1.5g,甘草末1.0g,生姜末1.0g,板藍根末2.0g,魚醒草末2.0g,薄荷末1.5g,桑葉末1.5g B. 荊防敗毒散8.0g,魚醒草末2.0g,板藍根末2.0g

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