2020年4月1日水曜日

ドイツは従業員5人以下の事業者に最大9000ユーロ(約108万円)を一括払いする。特にフリーランス(個人事業主)の多いアーティストへの支援が手厚く、グリュッタース文化相は「私たちは誰も失望させない」など、繰り返しメッセージを発信している。カナダは、新型コロナの影響を受けた人すべてに月2000カナダドル(約15万円)を給付するほか、学生ローンの返済も3カ月猶予する。  日本のフリーランス支援はどうか。現金給付は全国一斉休校の影響で仕事を休んだ子供を持つ親のみが対象で、一日4200円が支払われるだけ。ライブやスポーツイベントなど、政府の要請でイベントが中止になっても、経済的な補償はない。  日本でも、フリーランスには文化・芸術活動に関わるアーティストも多い。そこで、宮田亮平文化庁長官は27日に声明を発表。ところが、内容は「ウイルスに打ち勝つために、文化庁長官として、私が先頭に立って、これまで以上に文化芸術への支援を行っていきたい」、「明けない夜はありません!」などと記されていただけで、具体的な経済補償は何も書かれていなかった。インターネットでは、精神論ばかりの内容に「ポエム」との批判が殺到。ロックバンドKing Gnuの井口理は「すでにみんな1ヶ月仕事を失ってるんだから一刻も早く補償をしましょうよ!」とツイッターで訴えた。  もちろん、日本でも経済対策が議論されていないわけではない

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